底辺高専生の編入体験記

高専の編入について体験したこと、思ったことを書き連ねていくブログ。これから受ける後輩の励み、参考になれば幸いです。

岐阜大学機械工学科知能機械コース 合格

目次

  1. 試験日
  2. 志望理由
  3. 当日の試験
  4. 例年との比較
  5. 結果
  6. 終わりに

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1.試験日

6/16に試験でした。

2.志望理由

完璧に試験科目と日程で選びました。これから受ける練習になればなー程度の気分でした。 

3.当日の試験

駅からバスで30分という脅威の立地なのでタクシーを使っていきました。4000円行かないぐらいだったと記憶してます。

以下試験内容について示します。ただし、私の曖昧な記憶に基づいて書くので詳しくは過去問を取り寄せてください。

  • 数学

合成関数の微分法を用いた問題、めちゃ簡単。

積分が2問、片方は普通にすればよいだけで、もう片方は積分範囲を交換して解く問題。書いたグラフが間違ってて解けませんでした…。

記号が入っている連立方程式の問題、成り立つ条件と成り立たない条件を求める。簡単。

Aがλの固有値ならばA^2の固有値はλ^2であることを証明せよ、という問題。普通に出来なかった。後でネットで答えみたら簡単で悲しくなった。

 

全体としてみんなできてそうな問題ができて、できてなさそうな問題ができませんでした。練習だと言い聞かせて平常心を保ってました。

  • 英語

中学レベルの半ページの長文読解が2問。しかし英語の試験を解くのが久しぶりでテンパってどこかミスった気がする。

  • 専門

今年は材力と振動と熱力でした。材料と機械工作法がない時点で内心ガッツポーズしてました。

材力はただの単純支持ばりに集中荷重がかかっているだけの問題。迷うところはあまりない。

振動は1自由度系の不減衰の振動系で最初は普通に解かされ後から摩擦を考慮した場合を解かされる問題。誘導に乗っていけば問題は無い。

熱力はオリジナルサイクルの熱効率を求める問題とただの計算問題。しかし定義式の覚え間違いがありオリジナルサイクルの方を間違えた気がする。

  • 面接

適当な理由で受けるのを決めたのでこれが1番緊張しました。以下に曖昧ですが聞かれた内容を示します。

  1. 岐阜大学を志望した理由
  2. 近くの大学という手もあったはずだが何故岐阜まできたのか
  3. 知能機械を志望した理由
  4. 将来どう言った企業に入りたいか(具体的に)
  5. 院には入るのか
  6. 今どういった研究を行っているのか
  7. そもそも機械工学科を志望した理由

1.で原稿丸読みみたいな喋り方をし、4.で企業は入ってから決めたいと言ったら「考えてそうなもんだけどねぇ」と言われ、7.が何も考えてなくて「滑り止めで入ることになりました」と正直に言ったら面接が終わりましたが、私は元気です。

10分程度の面接でしたが強烈な面接でした(ろくに考えてないのが全面的に悪いです)。これを見てる人はちゃんと普段から行動の目的を考えておきましょう。普段何も考えてない人が咄嗟に言えるなんてことはなかったです。

4.例年との比較

今年は例年と比べて比較的簡単な問題だったと思います。例年数学は難しい問題を誘導付きで解いていくというのが多いと記憶していました。

しかし今年度は小問があるだけで難しい問題は出来なくても問題は無い、という構造で点数も取りやすくなっていると思います。

また、専門科目も例年のようにニッチな問題が出ず、編入でよく出る問題が出て、ほかの受験生にも解くのは容易だったと思います。

なぜ簡単だったのか、考えられる可能性としては

  • 試験日が例年より早い(たしか)ので簡単にした。
  • 大学の指針が変更されて編入生を入りやすくするようになった。
  • たまたま私にとって簡単で別に難易度は変わっていない

ぐらいでしょうか。いずれにせよ、簡単になっていたのは嬉しいことでした。

5.結果

合格しました。

まぁ落ちてるだろうなーと思いながら見たので信じられない気持ちが強かったです。

6.終わりに

帰ってる途中、この立地はねえよなぁ…とか思いながら帰ってました。

次から受ける人は教科と日程で決めることはせず、行きたい学校を選びましょう。万が一第一志望に落ちたらそこに行くことになります。偉そうなこと言えた義理はないですが、後悔はしないようにしてくださいね。